太陽系に真の第9番惑星がある可能性?その質量は冥王星の約5000倍!

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引用元:CalTech

 

太陽系の惑星は冥王星を含めて9つあると言われていたのは遥か昔。
冥王星は2006年頃に他にも同サイズの星が同じ軌道にいくつも存在することが発覚し、惑星のカテゴリーから外されてしまう。

その結果、今日まで太陽系の惑星は8つであると言われている。

しかし、20日、そんな冥王星を差し置いて、真の第9番惑星が見つかった可能性があると発表された。一体どのようなものなのだろう?

 

真の第9番惑星?

その天体を予測したのは米国にあるカリフォルニア工科大学の研究チーム。

同研究チームがプラネット・ナイン(9番目の惑星・Planet Nine)と愛称をつけたこの惑星は、その質量なんと地球の19倍。冥王星の5000倍。
質量の面から言っても、間違いなく惑星候補に違いない。

ちなみに、この天体。太陽から海王星よりも離れた軌道を回っているといい、1周公転するのに10000年から20000年ほどかかると考えられている。

 

発見の経緯

 

マイク・ブラウン教授とコンスタンティン・バティギン助教授が率いる研究チームは、太陽系外縁部に存在する無数の天体が密集する領域である「カイパーベルト」に注目したのだという。

その中にある6個の小さな天体が、太陽の周りを回る軌道に注目したのだとか。
数理モデルなどを用いて計算したところ、これらの天体の軌道が、未知の大きな質量を持つ惑星の影響を受けている可能性が高いと推定され、発表に至った。

 

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画像の紫で描かれた線を見るとわかるように、太陽系において海王星より遠いすでに知られている天体とその軌道はすべて同じ方向を向いている。
さらに、3次元的に見ると、これらは太陽系の平面からほとんど同じように傾いている。

ブラウン教授とバディギン助教はこれら6つの天体の偏った軌道を描くには地球の10倍の質量を持ち、他の6つの天体に対して偏心軌道を描く天体(オレンジ)が必要だと考えた。

これこそがいま話題になっているプラネット・ナインだというのである。

 

世界中で試みられる観測

以上のように、この天体の発見は、あくまで他の惑星の動きを基に計算した結果、ありうると推測されただけのようで、実際にはまだ観測されてはいないようだ。

今回の発表で、この惑星についてすでにアメリカ・ハワイのW・M・ケック天文台にある口径10メートルの望遠鏡や、すばる望遠鏡などが観測を試みている。

カリフォルニア工科大学の研究チームのひとりであるマイク・ブラウン教授は「太陽系の多くの部分がいまだに解明されていない状態です。これは、とてもわくわくさせられることです」と語っている。

これが観測されればまた新たな宇宙の謎が一つ解き明かされそうだ。

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