ノロウイルスの特効薬の開発進む!?武田薬品のTAK-214は市販まであと少し?

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近年、毎年のように日本各地だけでなく、世界中で猛威を振るうノロウイルス。
ひどい吐き気と下痢で苦しんだことがある方も多いはず。

そんなノロウイルスには未だ有効な特効薬がありませんが、なんと日本の武田薬品工業で現在開発が進んでいるといいます。一体どのような薬なのでしょうか?

 

ノロウイルスとは?

そもそも、ノロウイルスとは一体どんなものなのか、改めて勉強してみましょう。

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ノロウイルスはノーフォークウイルスとも言われ、ウイルスの一つです。
乳幼児には11月~12月を中心に発生。成人では二枚貝などを加熱不足で食べた場合などに見られます。近年では施設などで人から人への感染が多くなったようです。日本だけでなく、米国などでも毎年猛威を奮っており、年間約2100万人が感染していると言われています。

症状

突 然、嘔吐・下痢が起こります。食中毒の場合は、食後12~48時間に症状が現れます。軽症の場合は、気持ちが悪い程度で終わります。発熱、呼吸器症状を伴 うことがあります。通常、数日で軽快します。重症になると脱水症状が現れます。まれにけいれん、腸重積(腸管の一部が腸管腔内へ入り込む)などが起こりま す。

引用:Yahoo!ヘルスケア:ノロウイルス感染症 症状、治療など

治療法

治療については以下のような対症療法が一般的です。

  治療法は、下痢症一般あるいはロタウイルス下痢症に準じます。すなわち、嘔吐に対しては鎮吐薬を使用します。経口摂食が可能であれば、少量で回数を多くし た食事を原則とします。経口補液を行うこともあります。経口で摂食が不可能な場合、あるいはその危険性がある場合は経静脈輸液を行います。

止痢薬は原則として使いませんが、ラックBやビオフェルミンなどの生菌製剤は用います。なお、ワクチンは開発途上にあります。

症状を示す場合は、トイレ等での石鹸、流水を使った手洗いが必要です。

引用:Yahoo!ヘルスケア:ノロウイルス感染症 症状、治療など

 

ノロウイルスの特効薬?開発コードはTAK-214

そんなノロウイルスは、未だに特効薬もワクチンも見つかっておらず、対症療法しかないまま数日間を苦しむことになるのが常です。

しかし、武田薬品工業では現在ノロウイルスの特効薬となるべきノロウイルスワクチンが開発されています。その名もTAK-214。
同社のワクチン部門を率いるラジーブ・ヴェンカヤ氏によれば、なんと一度摂取すれば生涯に渡って95%予防することができるといい、感染すれば5歳未満の幼児から高齢者まで全年齢を対象に摂取可能なものであるという。

すでにいくつかの試験において、嘔吐や下痢などの症状を実際に緩和しているとされており、かなり期待が持てるようです。

ノロウイルスワクチン、なんとも夢のある話ですが、いつごろになったら市場に出回るのでしょうか?

 

いつになったら認可されるのか?

2015年10月発表の武田薬品工業が公開している開発状況によると、同薬は現在治験段階において2相後期を行っていると発表されています。

正式にいつごろ市場に出回るかということはまだはっきりしていません。

しかし、厚生労働省の資料によると、医薬品の販売は人体に投与する治験が始まってから5~7年は治験に要するとされており、さらに承認申請と審査で1~2年かかるとされているので、市場に最短でも6年程度は必要になると考えれます。

武田薬品工業の同ワクチンが治験を開始したのは2013年の5月頃であるようなので、国内でもあと3、4年以上はかかるのかもしれません。

 

まとめ

日本ではあまり死ぬことはないノロウイルスですが、海外も見てみると幼児の年間死者数が70,000~200,000人、先進国でも高齢者に死者が出るなど、ノロウイルスによって命を脅かされている人々がたくさんいます。

日本だけでなく、世界中の人々のためにも迅速な開発を期待したいですね。

参考サイト

厚生労働省: 薬品の承認審査等の現状について
厚生労働省: 武田薬品におけるワクチンパイプラインの現況
Bloomberg.co.jp: 武田薬、ノロウイルスワクチン開発で先行-年内に初期治験終了
e-治験.com: 治験とは
武田薬品工業株式会社: 開発状況(2015年10月30日現在)

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