エボラ出血熱治療薬「アビガン」治験の後、来年にも承認の見通しに

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世界中で猛威を振るっているエボラ出血熱。そんなエボラ出血熱の特効薬として期待が高まっている富士フィルムHDの「アビガン錠」が治験の結果が出次第、来年すぐにでも承認される見通しが高まっているという。

 

承認間近のアヒガン錠

 

11日に富士フィルムHDは傘下企業である富山化学工業で製造されている抗インフルエンザ薬「アビガン(商品名:ファビピラビル)」がエボラ出血熱の治療薬としてフランスとギニア両政府に来年年明けに承認されると見通しが出ていると発表した。

 

現在はエボラ出血熱の被害が大きいギニア・リベリア・シエラレオネ3カ国の中で、ギニアのみで治験を行っている。

11日現在で300人分のアビガンが外交ルートで搬送されており、約60人を対象に治験することが予定されている。効果が認められればなんとその後1ヶ月程度で承認されるという。

 

アビガンが世界を救う?

 

12日のエボラ出血熱による感染者・死者の合計はWHOの発表によると14,098人。死者は5160人に達しているという。未だ感染の勢いが衰えないエボラ出血熱に対して、期待されている治療薬はアビガンただ一つだ。

 

今回、効果が認められ、フランスとギニアの両政府に承認された場合、緊急措置として「グローバル承認」という形になる可能性が非常に高いとされている。

 

グローバル承認によって世界中で使うことができるようになれば、ギニア以外でもアビガンを使えるようになるため、多くの人命を救うことが出来る可能性も高い。
現在、日本政府は西アフリカ地域に対して緊急無償資金協力を決定しているが、アビガンが承認された場合、政府はアビガンを買い取り現地に送ることになると見られている。

 

先進国からの備蓄要請も受けているというアビガン。現在アビガンの備蓄は2万人分あるとされており、今なら十分に対処できる。

 

今年の3月にはその副作用から条件付き承認となり、関係者が「無念」と訴えたアビガン。まさかそれが世界中を救う新薬になりうる立場にあるとは、誰が想像しただろうか。

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